IVR

IVRとは正確には「Interventional Radiology=インターベェンショナル・ラジオロジー」といい、X線やCT,超音波などの画像診断装置で体の中を透かして見ながらカテーテルと呼ばれる細い管や針を体の中に入れて病気の治療を行うことです。

IVRは今、注目されている患者様にやさしい最先端の治療法の一つです。

外科的手術のように体を大きく切らずに数ミリの小さな穴をあけ、そこからカーテルや針を入れて臓器や血管の治療がきることで患者様の体への負担が圧倒的に少ない特徴を持っています。

当院におけるIVR治療

当院では主にASO(閉塞性動脈硬化症)や腎動脈狭窄症などの細くなって流れの悪くなった血管や閉塞した血管にバルーンカテーテルを挿入し目的の血管をバルーンと呼ばれる風船を膨らませて血管の内壁を押し広げ血流を回復させる。またステントと呼ばれる小さ筒を膨らませ留置することで血管が再狭窄したりするのを防ぐ治療を行っています。

IVR治療にかかる時間は約1時間程と短いものとなっています。ただ治療する症例によっては数回に分けて行う場合もあります。