看護部
石川病院は当医療圏において最も早くに回復期リハ病棟を立ち上げ、看護部と100名を超えるリハスタッフとの院内連携が充実しており、地域医療の中核的役割を果たす地域オンリーワン病院を目指しています。
看護理念である「患者様に安心と信頼を提供する看護」をモットーに、かつ優しさを心がけた看護ができるよう、日々まい進しております。
当院では、経験を積んだ先輩看護師が、看護部専用の研修室にて年間計画に沿い、新人看護師が現場に慣れるまでのサポートを実践し、さらに入職後の悩みなどを相談できるよう、臨床心理士による心理相談室も設けています。
配属についても、一般病棟・回復期リハ病棟・外来・手術室など、皆さんの希望および特性を考慮した勤務が可能です。
また中堅層以上においても認定看護師及び専門看護師取得を目指し、各科専門医における研修会を実施し、キャリアアップにつとめております。
看護部長 竹林 弥生
看護理念
患者様に信頼と安心を心がけた看護の実践
看護部組織
看護部長を頂点に、その下に師長・主任・看護師・准看護師・看護助手が配置されています。
看護体制
一般棟 看護職員10:1
回復期リハビリ病棟 看護職員13:1 看護補助職員30:1
勤務体制 二交代制
看護方式 チームナーシング
看護部業務目標
標準化の推進と質保障
- マニュアルの活用と見直し
- 症例検討とケア内容の向上
安心・安全・安楽な看護・介護の提供
- 医療事故の防止に努める
- 医療従事者としての節度ある態度
教育プログラム
目的
- 看護における専門教育および継続教育の充実を図る
- 看護職員の能力開発を積極的に行う
- 質の良い看護介入ができる人材の育成に努める
全看護師を対象として、人材育成とキャリアアップを図るため、当院で実施されている講演会・勉強会・院外での研修会への参加も積極的に行っており、主婦の方が各会に参加できるよう、勤務時間内の開催としています。
新人看護師育成について
- プリセプター制度のもとで、基本的看護の知識・技術・態度を習得し、臨床実践能力を身につける。
- 病院の組織機能を知り、職員としての責任と役割について自覚する。
石川病院では、新人一人一人に対し多くの先輩方がサポートして下さいます。他科で働き、看護師免許を取得した後入職しました。新しい環境、初めての急性期病棟で不安や戸惑いもありましたが、プリセプターの方や先輩方の丁寧なご指導を頂き、日々成長を実感しながら看護を行っています。アットホームな環境で、自分のペースで仕事ができています。
石川病棟に来てもうすぐ1年が経とうとしています。
回復期病棟では患者様とじっくり関われ、看護師サイドでもリハビリを行っています。身近で患者様が少しずつ良くなっている姿を見ると嬉しいですし、やりがいも感じます。
分からないことがあっても、周りの先輩方が親身になって教えて下さり、相談しやすい環境になっています。
急性期病棟に勤務していましたが、よりじっくりと患者さんに向き合う看護を志し、回復期リハビリテーション病棟のある石川病院に入職しました。
新しい環境に不安や戸惑いもありますが、先輩方の温かい人柄、丁寧な指導のもと、日々邁進しています。
退院へ向け、頑張る患者さんをしっかりとサポートしていけるよう向上していきたいです。働きやすい環境に恵まれ、感謝すると同時に、早く戦力になれるよう、勉強していきます。
看護職員を支える体制
- 看護職員の不安を緩和するために、職場適応のサポートやメンタルサポートを行う体制が整っています。
- ブランクのある方、途中入職の方も安心して働ける研修制度があります。また子育て中の方も、学校行事などに合わせての勤務が可能です。
病 棟
看護部では、自宅退院に向けて入院時より取り組みを行っています。
一般病棟に入院し、その後病状が安定してリハビリが必要な患者様は回復期病棟への転棟もできます。
入院してから退院までの一貫した看護を提供しています。
2F病棟
主に整形外科疾患、泌尿器疾患、脳神経外科疾患の緊急入院、及び各分野の手術後の看護を行っており、多忙な中でも活気ある和気あいあいとした病棟です。
新しい事や技術・処置が多い病棟でもあるため技術・知識の習得、維持したい人に魅力的な職場です。
スタッフ一人一人がやりがいを持って働くことができます。
3F病棟
リハビリ時間以外に病棟でも1人1人に合わせたカンファレンスを行い、自宅復帰を目指し看護師と共に日常生活に伴う動作訓練を援助しています。例えばトイレ動作、自立動作、歩行動作など耐久性や持久力が養われるよう計画を立て1日でも早い復帰に繋がるよう共に頑張っています。
4F病棟
1日の始まりはラジオ体操から!毎日みんなで、元気に取り組んでいます。
リハビリの前にラジオ体操で準備運動、心も体もリフレッシュ。これでリハビリも前向きに取り組めます。とてもアットホームな病棟です。
東4F 地域包括病棟
急性期治療を経過し、病状が安定した患者に対し、在宅や介護施設への復帰支援に向けた医療や支援を行う病棟です。
介護度の高い患者、経管栄養・胃瘻・気管切開・吸引・褥瘡処置・在宅酸素・レスパイト入院など様々です。
外来
病院の顔ともいえる外来は地域の皆様の味方であり、不安であればまず、足を運んでみてはいかがでしょうか?専門性に長けた医師やスタッフが、急性期から退院後の維持期まで、あらゆるニーズにお応えできるよう、お手伝いいたします。これからも地域に密着した病院として、真摯な態度で取り組んでいきたく思います。
手術室
整形外科・泌尿器科外科を中心に、平成24年度は手術件数が800件を超えました。その中でも男性不妊症手術件数は、国内トップクラスの実績を誇ります。これからも、手術を受けられる患者さんが心も身体も「ホッとする」、「温もり」のある看護を目指しています。
ICLS
毎年1回、全職員対象にICLSの講習会を開催しています。
回復期リハ看護師紹介
●全国回復期リハビリテーション病棟協会が認定するもので、
- 回復期リハビリテーションサービスの対象者及びその家族に対する質の高い看護の提供
- 回復期リハビリテーション病棟における個人・集団・組織に対するリスクマネジメント
- 回復期リハビリテーションにおける多職種との共同アプローチの実践
以上を可能とする看護師の育成が目的です。
当院回復期病棟・田中看護師が2010年1月認定されました。
回復期リハビリテーション病棟では、対象の患者様に対し、ADL能力の向上による寝たきり防止と在宅復帰を目的にチームで関わっています。
回復期リハビリテーション看護師として、他職種と連携し、患者様の生活の質の向上を考え、患者様・ご家族様の笑顔を目指して、質の高い看護が提供できるよう 努力していきたいと思います。
看護師 田中 育代