補聴器外来

◆聞こえのチェックリスト

以下に当てはまるものはありませんか?

  • 家族にテレビやラジオの音量が大きいと言われる
  • 何かを話しているのはわかるが、何を言っているのかが分からない
  • 玄関のチャイムや、体温計、電子レンジの「チン」という音が聞こえにくい
  • 病院などの待合室で名前を呼ばれても分からない
  • 1対1の会話のやりとりは分かるが、4~5人の集まりになると聞きづらい
  • 以前補聴器を使っていたが、ほとんど使用していない

 

高齢になるにつれ、聴力は低下していきます。しかし聴力が年齢平均以上に低下していたり、放置しておくと進行が早まる難聴もあります。最近では難聴が認知機能の低下にも深く関わっているという研究報告が出ています。できるだけ早期に難聴に対する治療及び補聴器装用を行うことで認知機能低下の予防につながります。

◆聞こえにくいと感じたら、まずは耳鼻科で診察を

聞こえが悪いからといって、すぐに補聴器を購入するのではなく、まず耳鼻科を受診し、聞こえの悪い原因を調べましょう。

◆補聴器貸し出しシステムとお手持ちの補聴器の相談

耳鼻科受診・検査後、補聴器装用を体験していただき(2週間程度)、今後の方針を決定していきます。また、当院以外で補聴器を購入されたものの、「聞こえにくい」「どうもうまく使えない」などお困りのある方もお気軽にご相談下さい。

◆補聴器は調整が大事

補聴器は買ってすぐに使いこなせるものではありません。単純に音を大きくしても、周囲の雑音がうるさく感じたり、言葉をはっきり聞き取れない場合が多いです。個々の聞こえの状態に合わせて、低い音から高い音まで、どの周波数をどれだけ大きくするのか細かな調整が必要です。

◆「耳鼻科医師」「言語聴覚士」「補聴器専門業者」が連携したトータルサポート

患者様の「聞こえ」の評価から補聴器装用体験(無料貸し出し)、調整、購入、アフターフォローまで全面的に支援します。

◆補聴器適合検査(補聴器購入)までの流れ

診察時間
 
午前

補聴器検査

補聴器検査

第1.3週
午後

補聴器検査

※毎週、火曜日、金曜日は、耳鼻科一般診察と、予約制にて補聴器適合検査を実施しています。

診療担当医

佐地 富砂子  (医長・日本医科大)

日本耳鼻咽喉科学会専門医・補聴器適合判定医師
日本アレルギー学会・日本耳鼻科学会
厚生労働省認定補聴器適合判定医